概要・特長

概要

■φ5000まで対応可能な二分割式推進管
これまでは、建設する管路の内径が3,000mmを超えると推進用ヒューム管では運送が困難となり、その施工延長にかかわらず、シールド工法が採用されてきました。
しかし、推進管を分割して製造し、現場で組立てることができれば、内径3,500〜5,000mmの管路を推進工法により建設することが可能となります。
当協会では、この方式による「組立式超大口径推進管」の開発に世界で初めて成功しました。都市部における大雨洪水対策用として注目を集めており、世界初の施工が平成17年9月に横浜市発注の雨水幹線にて行われました。

特長

  • 管を分割することによって道路交通法の制限をクリアし、施工現場で組立を行うことで、3,000mmを超える推進管の提供が可能になりました。(3,500~5,000mm)
  • コッター継手により施工性が向上、管の接合作業が容易に行えます。
  • RC 構造なので取付管の施工が可能、接合面を局部的に締結しているので、その他の部位の削孔・加工が行えます。